我が家の初夏・6月
2016年のディズニーリゾート旅行のホテルミラコスタ紹介編を書きながらも~
季節は、廻っておりまして~
我が家の季節行事(料理)もいろいろと進んでおりました。
今回は、今年初めて挑戦をした「山椒の実の佃煮」についてです。
実際に仕込んでいるのは、6月上旬。だいぶ間の空いた記事になっています。
なかなか、ピンポイントの季節物なので、毎年手に入れられたら~
我が家の季節行事・料理になるのですが・・・来年は、どうかな~?
山椒
「山椒の実は、ピリリと辛いぞ」
子供の時に呼んだ「ことわざ辞典」という漫画雑じりの本の中で印象に残った言葉のひとつ。
懐かしい子供のころの思い出。
子供のころは、山椒がどんなものかわからずにいたけれど、
存在は、違う形で知っていて・・・と言うか、食べていて。。。
何かと言うと、祖母が季節になると煮てくれていた「山椒の葉の佃煮」
なんだかわからないけど、この灰色のくしゃくしゃした食べ物。
しょっぱくて舌がしびれる・・・
食べてみては、ひりひり 下が痺れる・・・でも、やめられない。
この佃煮を好んでつまんでいたチョット変わった子供(私)。
大人になって気づいたのだが、私は、山椒が大好き。
香りも、そのヒリヒリするような辛さも好み。
山椒に目覚めた私♪
「山椒美味し~好きだ~」
はじめて意識したのは、浅草の「駒形どぜう」で食べたドジョウ鍋~
小さくて平たいドジョウ鍋に嘘っていうくらいのねぎと粉山椒をかけていただいた時の美味しかったこと~
その後スーパーの見切りコーナーで見つけた山椒の実のスパイス
見つけて思わず飛びついた~
そこで気づいたのが山椒の香り、スパイス感が好きなこと。
それから近年、七味に加え、山椒の粉は、欠かせない調味料になりました。
七味の配合を注文できるお店があれば~(めったにないけど・・・)
希望は、「山椒と青のり多め」が私のベストと気づいたのです。
ちなみに、山椒を使うのは、あくまでもありもママだけ~
どんな風に使うかというと
例えば、水炊き鍋・・・煮汁で塩麹を溶いて山椒をたっぷりかけて食べたり、
あたたかい煮込み蕎麦、うどん なんかは、七味より山椒だけ入れるかも?
で、そんな山椒好きの私の目の前に~( *´艸`)山椒のグリーンの実が
たまたま寄った直売所に売っていたのだ~。
山椒の佃煮作り
ということで、初の「山椒の実の佃煮」に挑戦~(∩´∀`)∩♪
やりかたを検索するに「クックパッド」のレシピがちらほら~
どれも味付き、雑魚、フキなど食材との合わせ料理。。。
今回は、なんにでも使えるように~下準備料理になるのかな?
合わせやすい「山椒の実だけの佃煮」にチャレンジ
叔母に聞いてレシピを取得しました~と言うか、味付けは、好みなのでやり方だけ伝授してもらいました。
まずは、枝から実を取ります。
クックパッドなどのレシピを見るに
どれも、小枝を取る作業がとってもめんどくさそうでした。
小枝を取る時にとげ抜きを使うと書いてありましたが
やってみたところ 何のことはない
苦もなく手だけでOK
とても簡単にできました。
とげ抜きなんていりませんので( ^)o(^ )気軽に考えてください!
片手で枝と実のギリギリを持ち(私は、右利きなので左の指で持っています)
「ぽきっ」「ぽりっ」
面白いように簡単にぽりんぽりんと枝と実を分けることができます。
少し・・・イメージが伝わったら良いのですが・・・
ぽちぽち取っている間、山椒の香りが部屋に拡がりますいい香り~
と、思ったらもれなく自分の手も山椒の香水漬けに。
ぽちぽちテレビでも見ながら20分くらいかな?
できあがり~
とげ抜きなんて書かれるとそれだけでやる気がおきませんでしたが、
思ったより簡単でした。
お湯で煮ます
沸騰したら~投入~
お皿から飛び出ないように~
ぐつぐつ、5分くらい煮ました。
一度ザルに開け、水に浸します。
浸しは、好みで良いようです。
叔母は、半日くらいでも一日でもよいと言っていました。
あまり浸すと辛味が抜けそうなので、
半日いかないかな、
私は、4~5時間で次の工程へ~
ザルにあげて、しばらく放置水気を取る
夜になったので、このまま放置しまして
あくる日に作業再開しました。
この手の物は、仕事の合間にやる~という
こんなのんびりな感じでいいと思います。
酒を煮切ってから 醤油を入れて山椒に味付け。
酒を煮切るとは、
熱された酒から火が出るのでアルコールが燃え尽きるまで放置します。
(しばらく放置していると、落ち着いてきて勝手に火が消えます)
もしも、沸騰しているのに火が付かないときは、ちょっと鍋を斜めにするとガスの火が移り燃えだします。
IHの場合は…経験が無いのでわかりません、すいません。。。m(__)m
〇醤油、山椒の実を投入~
ある程度、煮汁が無くなるまで煮ます。
〇このくらいで火を止めました。
できあがり~ヽ(^o^)丿
保管は、煮沸瓶に入れ、冷蔵庫へ。
保存期間は、叔母曰く、いくらでももつので大丈夫とのことです。
これって、気にする人は気にする・・・のかも?
カビでも生えない限り使える・・・そんな、デ~ンとした肝の座った昔の人の考えでしょうか・・・?
使用方法は、様々です。
例えば、煮物にアクセントとして加えたり(フキや筍の煮物など)
調味料として(刻んでお蕎麦やうどん、麻婆豆腐に花山椒の代わりに使っても)
と、いうわけで、新たに我が家の季節行事になりそうな~「山椒の実の佃煮」でございました。